私は「アイたちの学校」(2019年。99分)の次回作として在日外国人差別問題をテーマとするドキュメンタリー映画「ワタシタチハニンゲンダ!」(114分)の制作を進めてきましたが、4月に完成しました。
本作は、在日韓国・朝鮮人、技能実習生、難民、入管収容者など多様な立場の外国人に対する差別問題の全体像を描く初のドキュメンタリーです。
昨年のウィシュマさん死亡事件以後、在日外国人の処遇改善を求める世論が画期的に高揚し、今年は重要な転機を迎えています。こうした世論喚起に寄与したい想いで制作しましたので、いろんな形でご協力をよろしくお願いいたします。
■本作の特徴
◎外国人差別問題の歴史と現状を描く。
◎多くの当事者、支援者等の証言を取材。恐るべき実態を視覚的に明らかにする。
◎特に入管の監視カメラ等で映された様々な映像を入手できたことは重要。被収容者が暴行を受けるシーン等は衝撃的で、「歴史に残る作品」という評価もいただく。
■上映について
◎5月からロードショー開始。大阪・第七藝術劇場は5月28日から、京都シネマは6月3日から。名古屋・シネマスコーレは後日公開が決定。以後、各地に展開予定。
◎英語版、韓国語も製作し、世界各国でも上映していきます。
■予告編;ユーチューブに公開
監督/高賛侑(コウ・チャニュウ)
(090)6376-3678